普通運賃の半額で乗れる! 株主じゃなくてもOK! 「株主優待割引」徹底解説!


ANAやJALのウェブサイトから航空券を購入する時、「株主優待」という表示を見たことがある人も多いと思います。
株主優待券を発行している国内航空会社はANA、JAL、スターフライヤー、ソラシドエア、エア・ドゥの5社で、株主しか購入できない航空券と思っている人も多いのではないでしょうか?
実は、誰でも利用できます。ここでは、「株主優待」を使って航空券を購入する方法を解説していきます。

株主じなくても株主優待で航空券を購入するには?

航空会社の株を持っていたらその株数に応じて発行される株主優待券。ANAやJALの株主優待券は本人や家族限定ではなく誰でも利用可能です。株主優待券は金券ショップで簡単に購入できます。

普通運賃の約半額! 株主優待利用方法

ANA 株主優待券

ANA 株主優待券

株主優待券購入方法

国内航空会社で株主優待券を発行している航空会社はANA、JAL、スターフライヤーの3社です。
株主優待券を使うことで、片道航空券が普通運賃の半額になります。ただし、利用できるのは国内線限定で座席には限りがあります。また、有効期限もあります。

ANA、JALの株主でない場合は、金券ショップで購入してください。相場は場所や時期によって異なりますが、概ね3000円~5000円ぐらいです。また、5月末、11月末になれば有効期限が迫っているので比較的安く購入できます。

ただし、購入する前に自分が乗りたい日程、乗りたい便に株主優待割引運賃が残っているか確認してから購入しましょう。設定される座席数には限りがあるので、繁忙期などは注意が必要です。

買った株主優待券で航空券を買うには?

各航空会社のウェブサイトから購入するのが一番便利です。

ANAの場合は、空席照会で株主優待割引航空券を予約・購入した後、株主優待番号登録の画面に進みます。株主優待番号ご案内書のスクラッチ加工部分を削り、株主優待番号・登録用パスワードを入力してください。

JALの場合は、空席照会で株主割引を予約した後、購入期限までに予約完了画面または予約詳細画面の「発券用コードを登録する」ボタンから発券用コードを登録してください。

ANA、JAL両方とも登録以外は、他の航空券と同様に予約・購入するだけです。

まとめ

株主ではない場合、金券ショップで株主優待券を買う必要があるので、優待券購入代金と株主優待割引航空券を足せば、早期割引と同じ値段やそれよりも若干高くつくことがあるかもしれません。
早期割引で購入した航空券はキャンセルや便の変更、払い戻しが不可能な場合が多いですが、株主優待割引航空券の場合、出発前に限りキャンセルや予約変更も無料でできます。
航空券を買う際、なるべく費用を抑えたいが、キャンセルや変更が柔軟にできる航空券がいいという方はぜひ買ってみて下さい。