【2023年版】エールフランス航空の手荷物を大調査!!【機内持ち込み・預け荷物】

エールフランス機体(出典:Traicy)

エールフランス機体(出典:Traicy)

エールフランス航空とは

エールフランス航空はフランスのパリに拠点を置く、ヨーロッパの航空会社です。この記事ではエールフランス航空の手荷物について説明していきます。

エールフランス航空の手荷物について

エールフランス航空の手荷物には機内持ち込み手荷物(機内に持ち込むことのできる荷物)と受託手荷物(航空会社に預け入れる荷物)の2種類があります。
また、エールフランスにはエコノミークラス、プレミアム・エコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラス(ラ・プルミエール)の4つの搭乗クラスがあり、手荷物の規定もそれぞれ異なります。

エールフランス航空の機内持ち込み手荷物

エールフランス

個数・重量

国際線

一般的なエールフランス航空の国際線では、エコノミークラスの場合、手荷物1個と身の回り品(ハンドバッグ、ショルダーバッグ、ノートパソコン、カメラなど)1個を持ち込むことができ、合計重量が12キロ以下である必要があります。プレミアム・エコノミー、ビジネス、ファーストクラスの場合は、手荷物2個と身の回り品1個を持ち込むことができ、合計重量が18キロ以下でなければなりません。

フランス国内線

フランス国内線を利用する場合、搭乗クラスにかかわらず手荷物1個と身の回り品1個を持ち込むことができ、総重量は12キロ以下に収めなければなりません。

サイズ

機内に持ち込み可能な手荷物のサイズは、縦×横×高さが55センチx35センチx25センチ以内と規定されています。これはすべての搭乗クラスに共通します。
身の回り品のサイズは、30センチx40センチx15センチ以内と規定されています。

例外的な品目

手荷物や身の回り品とは別に、コートや傘、折り畳み式ベビーカーなどは例外的に機内に持ち込むことができます。詳しくはこちらを参照ください。

エールフランス航空の受託手荷物

個数・重量

国際線

国際線に搭乗する場合、受託手荷物の個数および重量規定は運賃クラスや出発・到着都市によって異なります。ここでは、日本発ヨーロッパ行き(アルジェリア、モロッコ、チュニジアを含む)の例を紹介します。

・エコノミークラス
ライト運賃の場合は追加料金を支払わなければ預けられません。スタンダード運賃では1個、フレックス運賃では2個の手荷物を預けられます。重量は最大23キロです。

・プレミアムエコノミークラス
最大23キロの手荷物を2個預けられます。

・ビジネスクラス
最大32キロの手荷物を2個預けられます。

・ラ・プルミエール
最大23キロの手荷物を3個預けられます。

フランス国内線・ヨーロッパ都市発便

フランス国内線を利用する場合も運賃クラスによって許容量が変わります。エコノミークラスの場合、ライト運賃では追加料金が必要ですが、スタンダード運賃、フレックス運賃では最大23キロの手荷物を1個無料で預けられます。プレミアムエコノミークラスでは最大23キロを2個、ビジネスクラスでは最大32キロを2個、ラ・プルミエールでは最大32キロを3個無料で預けられます。

サイズ

受託手荷物はどの搭乗クラスであっても、縦×横×高さの3辺の合計サイズ158センチ以下でなければなりません。ポケット、キャスター、ハンドルもこのうちに含まれるため、注意してください。

追加手荷物と超過手荷物

エールフランス航空では、追加手荷物料金を支払うことで受託手荷物の個数を増やすことができます。また、受託手荷物のサイズが158センチを超えてしまったり、重量がオーバーしてしまった場合は超過手荷物料金を払う必要があります。それぞれの料金はこちらから調べることができます。

フライング・ブルー、スカイチーム上級会員

フライング・ブルーはエールフランス航空のマイレージプログラムです。シルバー、ゴールド、プラチナ、またはスカイチームのエリート、エリート・プラスのいずれかの会員であれば追加の荷物1個を無料で預けることができます。重量は搭乗クラスによります。

規制対象となり得る品目

医療用機器やライター、バッテリー、車椅子など、ものによっては持ち込みができなかったり、許可が必要なものもあります。詳しい品目はこちらから確認してください。スポーツ用品や楽器類に関してはこちらに記載されています。