ジェットスター・ジャパンをはじめとする格安航空会社(LCC)の利用で気がかりなのは、航空便が時刻どおり運航するかではないでしょうか?特に欠航の時は、ANAやJALのようなレガシー・キャリアとは対応が異なりますので、注意が必要です。
フライトが欠航になった場合
フライトが欠航になった場合、原則として次の2つのどちらかを選ぶことになります。
①払い戻し
②自社(ジェットスター・ジャパン)便への振替
現在新型コロナウイルスにともなう欠航に関して特別措置が取られています。詳しくはこちらをご覧ください。
①払い戻し
欠航理由や、購入した運賃に関わらず、欠航した航空便のチケットは、ジェットスターで購入したチケットの場合、払い戻しを受けることができます。なお、旅行会社や、公式サイト以外のチケット販売サイトで購入した場合は、払い戻しの手続きについては、各販売箇所の取り決めに依ります。また、ジェットスター公式サイトのツアーとして予約・購入した場合も、払い戻しの手続きが異なります。
なお、払い戻し先は原則として購入時の支払い手段になります。ただし、天候などジェットスターの関与しえない理由による欠航の場合、フライトバウチャーでの払い戻しとなる可能性があります。フライトバウチャーはジェットスターの公式サイト、コンタクトセンター、空港カウンターにて、ジェットスターの運賃や、手荷物や座席指定等の料金、及び付随する手数料や税金の支払いのすべて、または一部として利用できます。それ以外の用途(航空券以外)には一切使えません。また、フライトバウチャーは、払い戻しを受けた名義人本人しか使うことができず、他人に譲渡・転売はできません。
筆者は、一度(2017年2月)、天候不良のためフライトバウチャーにて払い戻しを受けていますが、現金での払い戻しも可能なこともあります。詳しい情報は、欠航になった際にコンタクトセンターに問い合わせる必要があります。
②自社(ジェットスター・ジャパン)便への振替
欠航した場合、ジェットスター・ジャパンの運航するほかの便に振り替えることができます。手数料や、その他の追加料金は発生しません。しかし、LCCは総じて搭乗率が高く、振替ができる便が予約で一杯ということもありえます。代替の臨時便がでない限り、確実に振替が可能という保証はありません。振替は空港カウンターやコンタクトセンターの他、公式サイトからも可能です。なお、コードシェア先の便名での予約は、取り扱いが異なることがあります。
日を跨いで便を振り替えた場合、ホテルや食事の代金が支給されることがありますが、ケースバイケースの対応になっており、現地係員などに問い合わせる必要があります。