航空券を予約する手順は各航空会社によって異なることから、航空券予約は難しいという印象を持ってしまっているのではないでしょうか。買ってしまった後に後悔しないために、スターフライヤーの予約方法と、確実にセールを予約する裏技について徹底解説します。
スターフライヤーは、LCC（ローコストキャリア）でも、JALやANAなどのレガシーキャリアでもない新たなサービス形態の航空会社です。JALやANAを抑え、国内航空部門で9年連続顧客満足度1位となるなど、高品質なサービスを低価格で実現しています。
スターフライヤーの予約方法について、過去のセール記事を参考に実際に予約しながら、注意点や裏技を解説していきます。セール時以外も同様の手順で予約できるので、参考にしてみてください。
1 セール情報の確認方法
まずは公式サイトにアクセスします。トップページで下にスクロールします。
「運賃一覧へ」をクリックします。
運賃に関する情報が表示されました。開催中のセールのバナーがあるのでクリックします。
セール情報ページに飛びました。セールに関する詳しい条件や対象路線、運賃を確認します。今回は片道6,900円のセール運賃で販売されている東京/羽田〜大阪/関西線を予約してみたいと思います。もう一度トップページに戻ります。
2 航空券予約方法
それでは実際に航空券を予約していきます。セール情報を確認する必要がない場合は、
2-1 フライトの選択
「カレンダーから最安運賃を探す」をクリックします。
区間を入力し検索すると最安運賃が1ヶ月分表示されます。日付を選択し、「空席照会」をクリックします。
フライトを選び、「そら旅80」の運賃を選択します。諸税等が加算され、片道の合計料金は7,190円となりました。スターフライヤーには学割やシニア割引や株主割引など、様々な運賃タイプがありますが、外国人専用運賃を除けば搭乗80日前まで購入できる「そら旅80」運賃が最も安いです。
次に復路便を選択します。「フライトの追加」をクリックします。
搭乗日と区間を入力し検索します。
フライトが表示されました。往路と同様に最安値を選択します。
フライト内容を確認し、次へ進みます。
2-2 個人情報の入力
搭乗者情報を入力します。
予約内容を確認し問題がなければ「予約する」をクリックします。
予約が完了しました。運賃は合計で14,380円となりました。スターフライヤーの場合、予約完了後に決済手続きをする必要があります。決済手続きをしない場合は、自動的にキャンセルとなるので注意してください。また、予約番号・搭乗日・便名は予約確認の際に必要となるので予約完了画面を印刷するなどして控えておいてください。
2-3 座席指定
座席を指定する場合は「座席指定」をクリックし、指定画面に進みます。座席指定は運賃タイプに関わらず無料です。
座席指定をするフライトを選んで「シートマップ表示」を選択します。「属性指定」をクリックした場合、窓側、通路側などの属性ごとにリクエストを出すことができます。
シートマップ上で座席指定を行います。
2-4 決済情報の入力
最後に再び予約完了画面に戻り、「購入手続きへ」をクリックし決済画面に進み、決済すれば購入手続きは完了です。
3 予約時に使える裏技
3-1 Google Flightで高速検索
Google Flightを使うと、航空会社の公式サイト上の運賃をより速く調べることができます。Google FlightはGoogleの提供する航空券検索サービスで、多くの料金比較サイトと比べて検索スピードが非常に速く、基本的には航空会社の公式ホームページ上の運賃のみが表示されます。また運賃が2ヶ月分まとめて表示されるので、最安値の日程を一瞬で見つけられます。セール開始直後は運賃が反映されないことがあったり、一部の航空会社では運賃が表示されなかったりとデメリットはありますが、メリットも大きいので上手く活用してみてください。
3-2 Skyscannerで検索してみよう
航空会社の公式サイトの料金より、旅行代理店が販売している料金の方が安い場合があります。複数の旅行代理店での航空券の値段を一括で比較できるSkyscannerを使って、購入前にチェックしてみましょう。旅行代理店サイトで予約する場合、ハピタスやポイントタウンなどのポイントサイトを経由するとポイントがたまることがあります。貯まったポイントはマイル等に交換できるので、購入前に一度ポイントを貯められるサイトがないか確認してみましょう。ポイントサイト横断検索サービスを使うと、どのポイントサイトにポイントを貯められるのか調べることができます。
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3-3 ジェットスターの最低価格保証を使え
この裏技はスターフライヤーでなく、ジェットスターで予約してしまうというものです。ジェットスターでは他社フライトの方が運賃が安かった場合、その値段より10%OFFでジェットスター便を購入できるという「最低価格保証」を行なっています。この制度を使うには、同一路線でジェットスター便との出発時刻の差が1時間以内である必要があり、セール運賃でも適用されます。条件に合うスターフライヤーの便は名古屋/中部〜福岡線のみですが、予約前に一度ジェットスターでも検索して料金を比べてみましょう。最低価格保証の申請は、ジェットスター公式サイトのチャットを利用すれば簡単に行えます。
3-4 ツアーの方が安い？
個人手配で航空券とホテルを別々に予約した方が安いと思われがちですが、目的地や時期によってはセットになったツアーの方がトータルでは安くなることもあります。ツアー商品を扱う旅行代理店を横断的に一括検索できるトラベルコを使うと、航空券単体で購入した方が安いのか、ツアーで購入した方が安いのか簡単に調べることができます。
3-5 キャンペーン中のサイトを探す
旅行代理店は頻繁にキャンペーンを行なっており、クーポン等を配布していることがあります。クーポンを利用することで、航空券やツアーがさらにお得に購入できます。どのサイトでどのようなキャンペーンが開催されているかは、TRAICYトップページのイベント・キャンペーン情報で確認できるので、活用してみてください。
4 確実にセール運賃を予約する方法
スターフライヤーはあまりセールを開催することがありませんが、「そら旅80」などのお得な運賃はすぐに売り切れてしまうことがあります。運賃発売開始後に少しでも早く航空券を買うためのテクニックを紹介します。
4-1 事前にアカウントを作成
販売開始前にスターフライヤーのホームページ上でアカウントを作成し、必要情報を全て登録しておきましょう。予約の際はすでにログインした状態でのぞむことで、個人情報を入力する手間をカットできます。
4-2 予約ステップのシミュレーション
スターフライヤーの予約手順に慣れておきましょう。予約完了後、決済までは時間に余裕があるので、とりあえず予約だけ完了してしまい後で購入手続きをするという方法が良いでしょう。また予約だけして決済しなければ、自動的に予約はキャンセルされるので、複数フライトを仮抑えしてしまうという買い方も可能です。
4-3 フライト選択画面でリロード
セール情報の確認は事前に済ませておき、自分が予約したい路線や搭乗時期を決めておきます。セール開始前にカレンダーでの日付選択画面にアクセスしておき、開始と同時にリロード（再読み込み）します。セール開始直後にセール運賃が登場するので、その後フライトを選択し次へ進みます。
5 最後に
最後に改めてスターフライヤーの予約方法をまとめると、
- フライトの選択
- 個人情報の入力
- 座席指定
- 決済情報の入力
となります。スターフライヤはLCCでもレガシーキャリアでもないですが、運賃タイプに関わらずドリンクサービスや座席指定、受託手荷物が無料で付いています。本記事で紹介した、予約時に使える裏技や、セール開始後に少しでも早く航空券を予約する方法を参考にして、賢く比較検討してみましょう。TRAICYではスターフライヤーの最新セール情報からコラムまで、幅広く扱っているので、ご旅行の際はぜひ参考にしてみてください。
