LCCに旅行で搭乗している筆者が実践している手荷物料金の節約方法は次の通り。
①身軽になる
②複数人で受託手荷物をまとめる
③宅配便を利用する
④お土産の増える復路だけ受託手荷物を追加する
①身軽になる
荷物を減らしましょう。例えば、一眼レフカメラを持っていかずに、スマホのカメラを使ってラフに写真を撮るのはどうでしょうか?タオルやヘアドライヤー、化粧水や髭剃りは宿泊先にあるかもしれません。2泊位までの旅行なら、着替えを極力少なくしても困らないこともあります。
受託手荷物無しとなる(日本国内のLCCでは7キロまでの機内持ち込み手荷物のみ)ように荷物を減らすことができれば、身軽に旅行ができますね。コインロッカーの出費も抑えられるかもしれません。
軽い機内持ち込みリュックやスーツケースを選ぶというのもポイントです。スーツケースは2999円という安さながら、1.7キロの軽さを実現しているイケアのものがおすすめです。
リュックであればさらに軽いものが販売されています。例えば1690円で販売されているこちらのリュックは、なんと重量が290グラム。缶ビールよりも軽いのに、35リットルの大容量で機内持ち込みサイズ内に収まります。筆者も利用していますが、作りも丈夫でおすすめです。
②複数人で受託手荷物をまとめる
ジェットスターの公式サイトに「お二人以上でご一緒に搭乗される場合も、お一人分のみお手荷物を追加する」とあるように、手荷物の個数に制限はないので、荷物をまとめて預け入れるのも節約になります。1人あたり最低15キロの受託手荷物枠を購入することになりますが、大型のスーツケースに重たい荷物を詰め込んで15~20キロ程度の重量なので、手提げカバン(ボストンバッグなど)や、リュックサック(登山用などの重たいものを除く)を預けようと考えているなら、一緒に行く人がいれば、まとめた重量の受託手荷物料金を支払うのが節約になります。
③宅配便を利用する
特に重たい手荷物を持っていく場合、空港から、空港までの運搬も大変です。自宅から宿泊地(または逆)の宅配便の運賃を参考にしてみてはどうでしょうか。
例えば、120サイズ(縦・横・高さの合計が120センチ(中型のスーツケース))の場合、クロネコヤマトの場合運賃が2,009円。翌々日には届きます。営業所・コンビニや郵便局(ゆうパック)に持ち込めば更に割引されます。
一方ジェットスターの東京/成田~札幌/新千歳線の受託手荷物料金は、予約後の追加購入の場合、2,590[2,840]円(2018年冬ダイヤ/[]内は繁忙期の価格)。機内に預け入れるのも宅配を利用するのも一長一短がありますが、一考の価値はありそうです。
④お土産の増える復路だけ受託手荷物を追加する
LCCの受託手荷物は乗客ごと、フライトごとに指定できます。したがって、お土産が増えるであろう復路便だけ追加するといったカスタマイズも可能です。そういう場合のために、拡張キャリーオンバックを一つ持っておくと今後の旅行でも使えて便利です。