シンガポールは、最も喫煙に厳しい国と言われており、タバコの値段は1箱1000円と日本と比べて遥に高額です。ここでは、シンガポールに旅行に来た旅行客がシンガポール国内でタバコを吸う方法を紹介します。
シンガポールでタバコを吸うには、現地でタバコを購入する方法とシンガポールにタバコを持ち込む方法の2つの方法があります。ここでは、シンガポールにタバコを持ち込む方法についてまとめてみました。
シンガポールにタバコを持ち込むには?
シンガポールでは、タバコの免税は無く、タバコ1本から関税が課せられます。シンガポール国税関の公式サイトによると、1本あたり42.7セントSGD(2020年2月現在一本当たり約35円)です。
もし、日本の免税店でタバコを200本(10カートン)購入し、シンガポールに持ち込む場合には85.4SGD(2020年2月現在約7,000円)の税金が課せらます。
未申告、申告漏れの場合、初回は1箱につき200SGDが課せられますが、2回目の場合は500SGD、3回目の場合は800SGDの罰金が科せられるので必ず申告するようにしてください。
SDPC(Singapore Duty-Paid Cigarette)とは?
シンガポール国内で販売されているタバコは、1本ごとに「SDPC」の文字が記載されており、税金支払い済みのタバコである事を証明しています。「SDPC」と記載されていないタバコを吸っているのが見つかった場合には罰則があるので注意して下さい。しかし、証明書があれば罰則の対象外となります。証明書はシンガポールに持ち込む際に、税関で税金を支払えば証明書をもらえるので証明書があれば「SDPC」と記載されていないタバコでも喫煙可能です。ただし、「SDPC」と記載されていないタバコを携帯する際には、証明書も合わせて一緒に携帯して下さい。
(出典:SDPCマーク)
(参考)日本にタバコを持ち込む場合
海外で購入したタバコを日本に持ち込む際に免税されるタバコは1人あたり400本です。2018年10月1日よりたばこの免税範囲が変更され、居住者と非居住者及び日本製、外国製の区別がなくなりました。免税範囲を超えた本数のタバコを日本に持ち込む場合、1本につき12.5円の関税が課せられます。未成年によるタバコの持ち込みは免税外なので注意が必要です。
(出典:日本国税関)