この記事では「スカイマークのフライトを予約したが、予約を変更しなければならなくなった」場合を想定して、予約変更のやり方を徹底的に解説していきます。フライト自体を変更する方法や、座席指定、受託手荷物、機内食を予約後に追加で申し込む方法についても紹介して行きます。
自分の予約した運賃で予約変更ができない場合は、スカイマークの予約キャンセル方法をまとめた記事も参照してください。
スカイマークでは予約のシステム上、予約を完了してから期限内に支払い手続きを行うという流れになっています。そこでまず決済前と決済後に分けて説明したいと思います。
決済前
予約変更をする必要はありません。
予約だけを行なってまだ航空券を購入していない段階なので、キャンセル料金も一切かかりません。予約確認画面から無料でキャンセルができますが、このまま決済手続きをしなければ予約は自動的にキャンセルとなるので、気にせず新しく予約を取り直してください。
決済後
スカイマークの予約変更についての最新情報は公式サイトのこちらのページで確認できます。
ポイントまとめ
- 共通ルール
- 日付や時刻変更のみできる(名前変更不可)
- 変更後の運賃額との差額の支払いか返金が必要
- フライト出発時刻前のみ変更できる(当日変更OK)
- 運賃種類ごとのルール
- 大人普通運賃、小児普通運賃、身体障がい者割引運賃、たす得
- 同種運賃のみ変更できる
- 有効期間は支払日の翌日から270日
- 「いま得」「U21直前割」「シニアメイト1」「SKYセール」
- 変更不可能
- 大人普通運賃、小児普通運賃、身体障がい者割引運賃、たす得
※乗継運賃は組み合わせるもう一区間の運賃の適用条件に準じる為そちらを確認してください。
フライト変更ルール
スカイマークには9種類の運賃が設定されています。
- 大人普通運賃:満12歳以上に適用される普通運賃
- 小児普通運賃:満3歳以上12歳未満の子供に適用される普通運賃
- 身体障がい者割引運賃:対象者本人と一部の介護人が利用可能な運賃
- いま得:搭乗3日前もしくは前日まで予約可能。空席状況に応じて、運賃額が変動する割引運賃
- たす得:搭乗前日まで予約可能。空席状況に応じて、運賃額が変動する便変更可能な割引運賃。
- SKYセール:期間限定のお得なキャンペーン運賃
- U21直前割:満12歳以上22歳未満の乗客が、搭乗前日から当日まで予約可能な運賃
- シニアメイト1:満60歳以上の乗客が、搭乗前日から当日まで予約可能な運賃
- 乗継運賃:指定された便の組み合わせを同一日中に乗り継ぐ際に利用可能な割引運賃。
※「前割1」と「前割3」は2018年3月24日の搭乗分をもって廃止されました。
この中で最も安い運賃はセール時に販売される「SKYセール」です。このSKYセール、いま得、U21直前割、シニアメイト1は予約変更ができません。それ以外の運賃であればフライトを変更できる可能性が残されています。自分が購入した運賃がどのタイプの運賃なのか、まず最初に確認してみてください。
フライト変更に関しては、全ての運賃に対して適用されるルール(共通ルール)と、運賃によって異なるルール(運賃種類ごとのルール)があります。
共通ルール
変更できるのは時刻、日付のみ
変更できるのはフライトが出発する時刻と日付のみです。搭乗区間を変更することはできないので、東京/羽田→福岡の予約を福岡→東京/羽田に変更することも不可能です。また、搭乗者名を変更することもできません。
差額が返金 or 徴収される
フライト変更をする際に手数料は特に必要ありません。ただしフライトを変更した後、最初に自分が払った運賃額より安くなった場合は差額が返金され、高くなった場合は差額が徴収されます。
出発時刻後の変更は不可
予約していたフライトの出発後に、フライトの変更を行うことはできません。したがって、搭乗予定便が出発する前に行動を起こしましょう。しかし一部運賃は出発時刻後にキャンセルすれば運賃が返金されるので、もし時間に間に合わなくても諦めてはいけません。
運賃種類ごとのルール
大人普通運賃、小児普通運賃、身体障がい者割引運賃、たす得
- 変更先の運賃
同一運賃への変更のみ可能です。大人普通運賃の予約であれば、別フライトの大人普通運賃への変更しかできません。たす特に限り、変更後運賃に差額が生じる場合返金や収受が必要になります。
- 有効期間
予約変更が可能な航空券には、何日先のフライトまで変更できるのかを示す有効期間が定められています。大人普通運賃、小児普通運賃、身体障がい者割引運賃、たす得では270日間です。
- 当日変更はできる?
可能です。通常のフライト変更と同様のルールが適用されます。
「いま得」「U21直前割」「シニアメイト1」「SKYセール」
残念ながら変更はできません。変更を希望の場合は、一度予約を取り消し、払い戻し手続きを行った後、改めて希望の日時で、その時点で空席のある販売中の運賃を選択し、予約および購入する必要があります。
変更方法
予約変更はスカイマーク公式ホームページの予約管理ページ上で24時間行えます。旅行会社で購入した航空券は、搭乗便出発前であればスカイマークの公式サイト上で変更できます。また、予約センターでも変更可能です。
予約センターの電話番号
営業時間:午前8時〜午後8時30分(年中無休)
予約後の座席指定
座席指定は予約後も無料で行えます。ホームページ上では出発の1時間前まで、空港カウンターならチェックイン締め切り時刻まで可能です。詳細はスカイマーク公式サイトの座席指定についてのページを参照してください。
予約後の機内食の追加
スカイマークでは軽食と飲み物のみの提供となるので、機内食はありません。軽食などは機内で良心的な価格で購入することができます。メニューや無料で提供されるものについては、スカイマーク公式サイトの機内販売についてのページを参照してください。
予約後の受託手荷物の追加
受託手荷物は20キロまで無料で、それ以上は10キロごとに1,000円を空港カウンターで支払います。事前に申請する必要はありません。詳しくは受託手荷物についてのページを参照してください。
よくある質問
旅程の一部だけ変更することはできる?
条件によって異なります。詳しくはスカイマーク公式サイトの該当ページを参照してください。
遅延・欠航時の振替や払い戻しについて
以下の記事で解説しています。
まとめ
- 共通ルール
- 「いま得」「U21直前割」「シニアメイト1」「SKYセール」運賃以外は変更可能
- 日にちや時刻変更のみできる
- 変更後の運賃額との差額の支払いか返金あり
- 出発時刻まで変更できる(当日変更OK)
- 運賃別ルール
- 大人普通運賃、小児普通運賃、身体障がい者割引運賃
- 同種運賃のみ変更できる
- 座席限定ではない
- 有効期間は支払日の翌日から270日
- 「いま得」「U21直前割」「シニアメイト1」「SKYセール」
- 変更不可能
- 大人普通運賃、小児普通運賃、身体障がい者割引運賃
- フライト変更方法
- ホームページ上で24時間可能
- 予約後の座席指定
- 無料でできる
- 予約後の機内食の追加
- 機内での販売のみで事前申請なし。
- 予約後の受託手荷物の追加
- 受託手荷物は20キロまで無料で、それ以上は10キロごとに1,000円を空港カウンターで支払う。事前申請なし。